5種兼用パーツフィーダーの全体像です
ボウル上部に静電気除去装置(イオナイザー)を装着しました
こちらのパーツフィーダーは5種類のサイズの異なるワークにアタッチメント交換で対応、1分間に100個のワークを排出可能な高速処理タイプです。また、ワークの特性から静電気対策を行っています。
信和技研は静電気対策、ワークの多種兼用パーツフィーダーの製造実績も豊富ですのでお気軽にお問合せ下さい。
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ワーク (円形プラスチックシート)
円形型の非常に薄いプラスチック製のシートです。形状的には整列・排出に支障は無いのですが静電気によりワーク同士が吸着しやすいのでパーツフィーダーに様々な対策が必要になります。
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ボウル
通常、ウレタンで表面をコーティングする事が多いボウルですが帯電しやすい性質なので、静電気対策としてピーニング処理でワークがボウル底面に吸着するのを防ぎます。
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静電気除去装置(イオナイザー)
静電気によりワーク同士が吸着するのを避けるため静電気除去装置を設置しました。ボウル上部からイオンを噴出して静電気を中和します。
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満杯センサー
ボウル内のワークの量を非接触型の光電センサーで監視します。
満杯になるとホッパーからのワーク供給を一時的に停止します。
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多種兼用アタッチメント
今回のパーツフィーダーはサイズの異なる5種類のワークを兼用しますのでワーク毎のアタッチメントを制作して付け替える事で対応いたします。
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シュート部
お客様の工場にある次工程の機械に繋いで正しい方向に整列したワークを供給いたします。